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業務用脱毛機はどう選ぶ?失敗しない業務用脱毛機の選び方!注目ポイント6選!

業務用脱毛機はどう選ぶ?失敗しない業務用脱毛機の選び方!注目ポイント6選!

業務用脱毛機導入をお考えのオーナーさん、どのようにして高額な脱毛機を選べばよいのかお悩みではありませんか?

業務用脱毛機は、決して安価なものではありません。
それどころかかなりな高額な投資となりますので、購入するからにはしっかりと売上に貢献して欲しいと思っているのが、オーナーさんの本音でしょう。

ここでは、失敗しない業務用脱毛機を選ぶ際のポイントについてご紹介いたします。

業務用脱毛機を選ぶ際の6 つのポイント

業務用脱毛機を選ぶ際には、複数のメーカーのマシンを比較検討することと思います。
その際には、以下の点に注目してみてください。

  • ①業務用脱毛機の仕組み、使用される光の種類
  • ②施術時間と効果
  • ③お客さまへの負担
  • ④ランニングコスト
  • ⑤脱毛機の機能
  • ⑥保証サポート体制

ここからは、上記の6つのポイントについて詳しく見ていきましょう。

業務用脱毛機の仕組み、使用される光の種類

まずは、購入を検討しているマシンについての仕組みについて知りましょう。
業務用脱毛機は、を利用して脱毛を行ないます。
脱毛機に用いられている光には、大きく分けて3種類あります。

  • IPL
  • SHR
  • レーザー

IPL

IPLは、黒いものに反応する複数の波長をもつ光線を使用して脱毛を行ないます
ムダ毛のメラニン色素に反応することにより熱が発生し、この熱が、発毛組織にダメージを与えてムダ毛処理を行なう仕組みです。

1回で広範囲に照射できるのがIPLの特徴です。
ターゲットが成長期のムダ毛であるため、毛周期に沿った施術が必要です。

SHR

SHRはメラニン色素をターゲットとするのではなく、発毛組織に栄養を与えている領域がターゲットとなります。
ターゲットに熱を蓄積させることにより、その熱で広範囲の毛にダメージを与える仕組みです。

IPLとは異なり、毛周期に左右されず施術が可能です。
また日焼けや色黒の肌の施術も可能です。

レーザー脱毛

IPLと同じく、黒いものに反応する光を使用しています。
毛根にピンポイントにアタックし、組織にダメージを与えていきます。
威力が強いので、クリニックでのみ取り扱いが可能です。

エステサロンで使用できるのは、IPLもしくはSHRのいずれかになります。
どちらか一方、もしくは両方搭載されているマシンもあります。

業務用脱毛機の施術時間と効果

笑顔の女性
業務用脱毛機には、施術時間に関わる機能が大きく分けて2種類あります。
単発式連射式です。

単発式は、1発ずつの照射を行ないます。
1~2秒間に、1発照射することができます。
一方、連射式は、1秒あたりの照射数が2発以上のものです。
多いものであれば、1秒間に10連射するマシンもあります。

メーカーによっては、連射式と謳っているものの、実際は単発式脱毛機1発分の光の熱量を分割して照射することにより連射としているものもあります。
この場合、光を分割しているわけですから、1回のパワーは通常よりも小さくなります。
そのため、往復照射が必要となり、時間もコストもかかってくるうえ、効果もそれほど得られませんので、気を付けてください。

照射スピードが上がれば、それだけ施術時間は少なくなります。
回転率も上がるので、より多くのお客さまに施術をすることが可能になります。

お客さまへの負担

お客さまのなかには、脱毛=痛いというイメージをおもちの方も多いと思います。
キレイになるためには仕方がないと思ってはいても、できれば痛くないほうがいいというのが本音です。

痛くない施術は、お客さまへの大きなアピールポイントになります。

光脱毛は、発生させた熱によりムダ毛を処理していきます。
その際の光は60~80度にもなります。
そのため、お肌へのダメージや熱さや痛みを感じるということも多々あります。

効果があるとされるものは、より照射温度が高くなりがちですが、お客さまへの負担を最小限にするための工夫もされています。
それが、冷却機能をもったハンドピースです。

ハンドピースの冷却温度や冷却性能は、お客さまが感じる痛みに大きく関わってくる機能です。
ぜひ押さえておきたいポイントです。

ランニングコスト

光脱毛においては、「光源ランプ」が使用されています。
このランプは消耗品です。
決められたショット数を消費してしまえば、ランプの交換をしなければなりません。

そのため、総ショット数やランプの交換費用によっては、ランニングコストが大きく変わってきますので要注意です。

例えば、同じ値段でショット数が異なるハンドピースがあるとします。
1発あたりのランニングコストを計算すると、ショット数が多いハンドピースのほうが安くなりました。
ここまで見れば、ショット数が多いハンドピースのほうがお得に感じますよね。
しかしながら、お得と感じられるハンドピース搭載の脱毛機が往復照射をしなければいけないものであれば、どうでしょう?
同じ箇所の施術において2~3往復必要な場合、ランニングコストは2倍~3倍かかってしまいます。
そうなると、結果的には、最初に例を挙げたショット数が少ないほうのハンドピースがお得になります。

ほかにも、注意しなければいけない点があります。
ジェルの使用についてです。
光脱毛の施術の際には、必ずジェルの塗布を行ないます。
拭き取りが必要になる場合、拭き取る時間、拭き取りに使用するタオル、タオルのクリーニング代などもランニングコストに加えなければなりません。
マシンによっては、拭き取り不要の専用ジェルを使用するものもあります。
この場合、拭き取り時間やタオル、クリーニング代を抑えることができます。

このように、ランプだけではなくそのほかのランニングコストもトータルで考えて、比較材料にするとよいでしょう。

脱毛機の機能

近年販売されている脱毛機には、脱毛だけでなくバストケアやフェイシャルケアといったそのほかの機能が搭載されているマシンが多くあります。
いわゆる業務用脱毛複合機と呼ばれているものです。

脱毛のみの機能であれば、脱毛が終了すればお客さまがひとり減ってしまいますが、マシンにほかの機能もあれば、脱毛以外のメニューでサロンにお客さまであり続けていただける可能性が出てきます。

マシンによっては、リフトアップや美白、シミしわケアといったエイジングケアから、ピーリング、バストケアなどといった多彩なメニューを展開することも可能です。

保証サポート体制

万が一、マシンに不具合が起こったときの対応についてはメーカーによって大きく異なります。
ここで大切なのは、マシンに不具合が起こった際に、営業に支障が出ないようなサポートをしてもらえるかどうかです。

万が一、マシンに不具合が起こってマシンが使用できなくなったとします。
しかしながら、すでにお客さまのご来店予約が入っています。
このようなときに、いち早く代替品を持ってきてくれるなど、スピーディーな対応をしてくれるメーカーがおすすめです。

通常業務用脱毛機の製品保証は、1~5年とされています。
5年間で60万円以上のメンテナンス代がかかるとされている業務用脱毛機。
保証期間や保証内容についても細かくチェックしたいものです。

このほか、メーカーによっては、集客方法や、売上アップの方法、スタッフ教育など、サロン経営のノウハウといった経営サポートも行なってもらえるところもあります。

まとめ

業務用脱毛機の比較検討の際のポイントを6つご紹介させていただきました。

個人でお買い物されるときには、多くの方がランキングサイトや比較サイトを活用していると思いますが、業務用脱毛機の場合も多くのオーナーさんが利用されていることでしょう。

一度に多くのマシンを比較検討できて便利ですが、なかには広告収入を得るためのサイトもありますので注意が必要です。

また情報が最新のものでないことも多くあります。
ランキングサイトや比較サイトを鵜呑みにせず、必ず機器メーカーのサイトも確認したうえで、比較検討行なってください。

この記事の監修者

業務用痩身エステ美容機器の製造・販売 SHEMEN(シーメン)

株式会社SHEMEN(シーメン)

法人番号:5120101058391

業務用エステ機器販売 業務用美容機器の製造・販売及び輸出入

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