業務用脱毛機を買うなら絶対チェック! 保証とメンテナンスサポート
エステサロンに必要不可欠な業務用脱毛機ですが、購入する際の注意すべきことがあります。
それは、しっかりしたメーカー保証とメンテナンスサポートが付いているかどうかです。
今回は、これからのサロン経営にも大きく関わってくるであろう、業務用脱毛機の保証とメンテナンスサポート。
購入の際には、これらのどこに気を付ければ良いのかをご紹介いたします。
業務用脱毛器のメーカー保証について
ほとんどの業務用脱毛機には、メーカー保証が付いています。
保証期間は、だいたい1年から3年がほとんどです。
メーカーが保証する期間の自然故障については、修理費用はかかりません。
メーカー保証については、修理の際に、無料で代替機の手配をしてくれるかどうかについてもしっかりと確認をしておきましょう。
国内メーカーの場合は、メーカー保証がしっかりしていることがほとんどですが、海外製の場合や海外の代理店が販売している場合には、メーカー保証が付いていないこともあります。
価格が極端に安すぎるという場合には、特に注意しましょう!
保証期間について
「メーカー保証の保証期間は、長ければ長いほどいいのは当たり前でしょ。」
そんな風に思っている方も多いでしょう。
しかしながら、「保証期間が長い=長い間修理にお金がかからず安心」ではないのです。
実は、これにはからくりがあります。
長い保証期間には、延長保証費用が上乗せされているのです。
そもそもメーカー保証とは、「マシンの初期不良の原因は、部品の初期不良によるもの」という考えに基づいています。
部品メーカーの初期保証の期間は、1年数か月です。
脱毛機のメーカー保証期間は、部品メーカーの初期保証の期間の1年数か月に合わせて設定していることがほとんどです。
その期間を超える初期不良による故障については、部品メーカーも対応していないため、有料となるわけです。
それなら、3年保証や5年保証は、部品メーカーの初期保証期間が長いのでしょうか?
実はここにからくりがあるのです。
部品メーカーの初期不良の保証は、どこも同じく1年数か月です。
それでは、部品メーカーの保証期間が過ぎた場合の故障についての費用はだれが負担しているのでしょうか。
実は、購入者本人なのです。
部品メーカーの保証期間が過ぎ、修理に部品代がかかってくるのを見越して、修理費用を本体価格に上乗せしているのです。
つまり、保証が長い=本体価格に保障期間延長分が上乗せされているのです。
したがって、メーカー保証期間が長いからといって、飛びつかない方が良いということになります。
メーカーのサポート体制はここをチェック!
ほとんどのメーカーでは、サポート体制は万全!と謳っています。
しかし、メーカーによってサポートの内容は異なります。
ここでは、サポート体制のチェック項目をご紹介いたします。
- 社内にエンジニアが在籍しているかどうか?
- 営業担当やインストラクターとすぐに連絡が取れる状態であるか?
- 国内にサービスセンター等のメンテナンス拠点があるか?
メーカー社内にエンジニアが常駐していない場合、故障してもすぐに対応してもらえません。
修理に時間がかかるということは、サロン営業に支障が出るということになります。
トラブルがあった場合に、スピーディーに対応してもらえるか否かは、脱毛機選びの際に大変重要な指標となります。
営業担当やインストラクターとすぐに連絡が取れるということは、何かあったときにスピーディーに対応してもらえるということです。
連絡手段は、電話のほかメールやチャットなどでも可能かどうかも大切なので、よく確認しておきましょう。
年中無休で受け付けてもらえるかどうかも確認事項として覚えておきましょう。
中古の業務用脱毛機は要注意!
中古の脱毛機の場合、国内メーカーでも保証が受けられないこともあります。
注意が必要です。
フリマサイトやオークションサイトでも中古の業務用脱毛機が売られている時代です。
新品よりもはるかにリーズナブルなので、心が揺らぐかもしれません。
しかし、ここで注意すべき点は、保証やサポートの問題です。
中古の脱毛機は、メーカーの保証期間内であっても保証を受けられないケースが多いのです。
またメーカーが無料で実施している講習やセミナーの受講もできません。
購入時は格安であっても、修理等のメンテナンス費用や講習費用など購入費以外の費用が多くかかってくることがあります。
これらについてしっかり確認検討する必要があります。
メーカー保証ではカバーできない保証について
保証期間内の自然故障については、メーカー保証でカバーできますが、人的ミスによりお客さまに健康被害が生じた場合は、メーカー保証ではカバーできません。
そんなときに安心なのが、賠償責任保険です。
メーカーによっては、賠償責任保険が無料で付いている場合もあります。
付いていない場合は、ご自身で加入することをおすすめいたします。
賠償責任保険は、火災保険や事業用の保険に付帯することもできます。
しかしエステサロンの場合は、エステに特化した保険のほうが安心です。
脱毛機を購入するときは、賠償責任保険の有無もチェックすることをおすすめいたします。
まとめ
業務用脱毛機を購入の際には、以下をしっかりチェックしておきましょう。
- 1~3年の無料保証がついている
- 故障時には代替機の手配が可能
- 国内にメンテナンス拠点がある
- 専門のエンジニアが常駐している
- 施術中のトラブルに対応できる賠償責任保険がついている
業務用脱毛機を購入する際は、目先の金額だけに飛びついたりせず、まずは上記の項目を満たしているかどうか確認することをおすすめいたします。
この記事の監修者
株式会社SHEMEN(シーメン)
法人番号:5120101058391
業務用エステ機器販売 業務用美容機器の製造・販売及び輸出入
業務用エステ美容機器・ホームケア用美容機器のOEM/ODMの受託を行っています。
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