開業後、失敗しないエステ経営術!
エステサロンの開業を目指している皆さまは、開業後のイメージをされていますか。
おそらく誰もが「成功」の二文字を思い描いていることでしょう。
しかし、その二文字に到着するには、開業前の入念な準備が必要です。
ここでは、エステサロンの経営に失敗しない、成功へと導くポイントをご紹介させていただきます。
これからエステサロンを開業する予定の人は、まだ間に合います。
そしてエステサロンを開業して間もないという人にも是非、読んでいただきたいと思います。
成功に向けて、「できることはすべてやる!」の精神で、記事を参考にしていただければ、失敗しないエステサロン経営術が分かります。
目次
エステ開業時の注意点
これを読んでいらっしゃる皆さまは、これからエステサロンを開業される方がほとんどだと思います。
すでに、開業なさっている方もいらっしゃるでしょう。
開業して1か月後、2か月、半年後、1年後の売上はどうなっているでしょうか。
お客さまで予約がいっぱいといった嬉しい悲鳴だったらよいのですが、運転資金が底をついてしまいそう!という悲しい悲鳴が出ている可能性も無きにしもあらずです。
残念ながら、前者のように、すぐに結果が出るサロンはほんの一握りです。
かといって、業績が悪いから失敗したと決めつけて、早々にお店を閉めるということは時期尚早です。
もし売上が悪いとしたら、何が原因なのか、すぐに改善できるところなら改善し、時間をかけて改善しなければいけないところは、少しずつでも改善努力をしていくことが必要です。
それでは、エステサロン開業に失敗した場合の理由についていくつかのパターンをご紹介しましょう。
エステ開業失敗パターン
エステサロンを開業したものの失敗に終わった!といった過去の例から、どういったことが原因なのかを探っていきましょう。
失敗例から学べることは多いです。
まだ開業前の方は、これらの例を参考に、開業前計画を立ててください。
すでに開業していらっしゃる方で、先が不安な方は、現在あなたのサロンが以下に当てはまらないかどうかチェックしてみてください。
立地の失敗
エステサロンをどこに出店するのかは、成功を大きく左右するといっても過言ではありません。
都会の街中には、エステサロンがひしめき合っていますが、どのエステサロンも人の往来が激しく、よく目立ち、入りやすい場所に出店していませんか。
そのような立地条件のエステサロンは、よく流行っているのではないでしょうか。
一方、ひっそりとした路地裏や、人通りのない場所、交通の便が悪い場所、人口が少ない村などに出店しているエステサロンに、お客さまは殺到するでしょうか。
これから出店する予定の立地が、上記のような悪条件の場合は、マイナスからのスタートになってしまいます。
施術ルームの失敗
続いて、エステサロンの核ともいうべき、施術ルームです。
あなたの立てた売上目標に見合う施術ルームがありますか。
例えば、1か月の売り上げ目標を300万円に設定している場合、1つの施術ルームだけで300万円稼ぐことができるでしょうか。
1つの施術ルームだと、せいぜい100万円の売り上げです。
300万円稼ぐとすれば、施術ルームが最低3つは必要です。
売上目標に見合う施術ルームを設置するということは、売上目標を達成するという意味で非常に大切な要素になります。
売れっ子エステティシャンの失敗
「ゴッドハンド」をもつカリスマエステティシャンがお店に一人いれば、そのお店は話題になり、お客さまは殺到するでしょう。
しかし、そこに殺到するお客さまの興味は、カリスマエステティシャンただ一人です。
予約が取れなければ、お客さまは去っていきます。
また、今は稼ぎ頭のカリスマエステティシャンも、どこかにヘッドハンティングされるかもしれません、もしくは独立するかもしれません。
そうなると、あなたのサロンはどうなるでしょう。
そう考えると、売れっ子が一人いるより、全体的に施術レベルの底上げをし、どのエステティシャンでもレベルの高い施術ができることの方が大切だとは思いませんか。
もちろん、話題性のあるカリスマ的なエステティシャンがいれば、鬼に金棒ですが、実はそのエステティシャンのほかにも、さほど変わらない施術ができるスタッフが揃っているとしたら?あなたのサロンのファンになってくれうと同時に、サロンの固定客になってくれるはずです。
成り行きまかせで失敗
開業にあたって、収支シミュレーションはできていますか。
まだ開業もしていないのに、収支のシミュレーションをするなんて難しいと思うかもしれませんが、このシミュレーションをしておくかどうかで、開業したあとの流れが大きく変わってきます。
収支シミュレーションは、いわば道しるべです。
目的地に行くのに、道しるべが何もなければ、目的地にたどり着くことはできません。
収支シミュレーションを経営の道しるべにして、業績が悪くなれば、その道しるべを見直し、別の道しるべを設定することが必要です。
成り行きまかせでは、ギャンブルと同じです。経営は、ギャンブルではありません。
たとえ、ビギナーズラックがあったとしても、長くは続きません。
しっかりと収支シミュレーションを立てておくことが大切です。
エステ開業を成功に導くための対策
エステサロン開業の失敗例を挙げてきましたが、これらを反面教師にして、成功へのステップを進めてください。
まずは、立地条件。
人の往来が激しく、足を止めてもらいやすい場所を選びます。
一番分かりやすい例を挙げれば、ショッピングセンターのテナントです。
しかし、これはかなり賃料が高くハードル高めです。
あなた自身がお客さまになった気持ちで、ここだったら足を運びやすいと思える場所を選ぶことが大切です。
次に、施術ルームですが、まず売上目標を決めます。
そのあと、売上目標を達成するためには施術ルームがいくつ必要かを検討します。
それによって、サロン内の設計も変わってきますので要注意です。
そして、大切なのが、人材育成です。
スタッフを採用するときに、技術力があるかどうかを見極めることが大切です。
また今はなくても、上達する見込みがあるかどうかを見極める目が、経営者には必要です。
最後に、収支シミュレーションをしっかり立てておきましょう。
道しるべなくして、航海はできません。
まとめ
エステサロン開業を成功に導くのも、失敗に導くのも、経営者の腕しだいです。
経営者の皆さまは、自分の理想のサロンをつくろうと開業することでしょう。
もちろん最初から失敗することなどは頭にないと思います。
せっかく一大決心をして、エステサロンを開業するのですから、必ず成功していただきたいと思います。
上記に挙げた例を参考に、失敗しない、失敗しそうになっても、しっかりと軌道修正ができる経営者になってください。
この記事の監修者
株式会社SHEMEN(シーメン)
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