脱毛サロン開業を成功に導くためにやるべきことをチェック!
脱毛サロン開業を目指して準備を進めている皆さん、「分からないことだらけで不安がいっぱい!」と思っていませんか。
時間とお金をかけて、開業するからには、絶対に失敗したくないですよね。
ここでは、脱毛サロン開業を目指しているという方に、成功するために押さえておいていただきたいポイントをご紹介します。
ぜひ、チェックしてみてください。
目次
脱毛サロン開業の現状
今や脱毛は、若い女性だけでなく男性やお子さまにまで浸透してきています。
市場が広がっているなか、脱毛サロンは特に資格も必要がないことから、誰もが簡単に参入できます。
しかし一方で、トラブルも多いのが現状です。
脱毛サロン開業の失敗例
素人でも開業できる脱毛サロンは、手軽に開業はできるものの失敗することも多いのが特徴です。
では、なぜ脱毛サロンは失敗しやすいのでしょうか。
それには、3つの大きな問題があります。
機器の問題
脱毛サロンを開業するにあたって、脱毛機は必需品です。
ひと口に脱毛機といってもさまざまです。
もちろん高いものもあれば安いものもあります。
失敗しないためには、脱毛機の選定はかなり重要になってきます。
新品の脱毛機は値段が高いので、中古を検討する方もいらっしゃると思いますが、中古品はトラブルが起きやすいので要注意です。
使用年数やメンテナンスの状況、メーカーによって壊れやすいものがあるので気を付けなくてはなりません。
また、新品ならメーカー保証がついてきますが、中古の場合は、保証期間が終了していることがほとんどです。
不具合を起こしてもメーカーのサポートが受けられないというのはかなりの不安要素です。
そして、何より恐いのは粗悪品だった場合、お客さまの肌を傷つける恐れもあるということです。
脱毛サロンの要となる脱毛機をどこで買うか?また、購入後のメーカー保証はあるのか?購入先は、信頼のおけるしっかりした販売店であるか?購入店のサポート体制はしっかりしているか?などのチェックが必要です。
お金の問題
脱毛サロンの数は、市場の広がりとともに増え続けています。
専門のサロンだけでなく、美容院や接骨院、自宅でサロンを開いているオーナーさんも脱毛メニューを取り入れるなどしているため、あなたが出店する近くに脱毛を扱っているサロンなどがあるかもしれません。
その場合、やはり気になるのはそのサロンの施術料金ではないでしょうか。
参考にするのは構いませんが、周囲のサロンに惑わされて必要以上に値引きをしたり、価格面で張り合ったりすることは危険です。
ご自分のサロンにあった適正な価格設定を行なうようにしましょう。
また、経費の使い道についても注意が必要です。
無駄遣いはありませんか?開業にあたっては、多くの出費を伴いますが、必要以上の出費はNGです。
物件や内装工事に必要以上に経費をかけていないか、必要以上に在庫のストックがないか、必要以上にスタッフを雇用していないかなど注意が必要です。
開業準備には、つい理想を高く掲げてしまいがちです。
開業資金にお金を使いすぎて、いざ開業した時に運転資金がないということがないように気を付けましょう。
集客の問題
脱毛サロンの開業がゴールではありません。開業は、単なるスタートに過ぎません。
集客をして、ご自分のサロンにお客さまに来てもらわなければいけないのです。
正しい集客で、効率よくお客さまを呼び込むことが大切です。
まずは、あなたのサロンのターゲット層に届く集客方法であるか、広告にかける費用の割に集客が少なくはないかなど費用対効果を考えることも欠かせません。
また、最近の傾向として、成功している脱毛サロンはSNSなどの無料ツールを上手に活用できています。
成功しているサロンの集客方法を参考にしてみてもよいかもしれません。
脱毛サロン開業を成功へ導くためにやるべきこと!
では、実際に、脱毛サロン開業を成功に導くためには、何が必要なのでしょうか。
成功するために押さえておくべきポイントについてご紹介します。
脱毛サロンで行なう施術の選定(施術の種類と必要な資格について)
まずは、あなたの脱毛サロンで行なう施術をどのようなものにするかをきちんと決めることです。
行なう施術の種類が決まったら、その施術を行なうために必要な資格についてもチェックしておくことが大切です。
多くのサロンが行なっており、比較的参入しやすいのは、「光(フラッシュ)脱毛」です。
特に資格は必要ないもののお客さまの信頼度を上げるためには、民間資格である「認定美容ライト脱毛エステティシャン」の資格を取っておいたほうがよいでしょう。
価格も安価で施術時間も短く、お客さまの負担が少ないのでおすすめです。
同じような理由で「ワックス脱毛(ブラジリアンワックス)」もあります。
一方、「ニードル脱毛」「医療レーザー脱毛」は高額ですが、永久脱毛であるため、近年人気があります。
しかしこの2つの施術に関しては、医師免許や脱毛士の資格が必要になるので要注意です。
事業計画を立てる
脱毛サロンに限らず、事業をはじめる場合には、はじめに事業計画を立てることが重要です。
事業計画をしっかり立てていないと、行き当たりばったりの経営となり、失敗する確率も高くなります。
事業計画に必要なのは、顧客ターゲット、コンセプト、あなたの脱毛サロンの強み(PRポイント)、正しい価格設定です。
これらは、あなたの頭のなかで既に思い描いていることでしょう。
それらを事業計画書として文字に起こしておくのです。
物件・機器など開業へ向けて準備
物件の選定や機器の購入など、開業へ向けての準備は山ほどあります。
物件選びの段階では既にコンセプトも決まっていることだと思いますので、コンセプトに合わせた物件の選定、内装計画を進めていきます。
併せて機器の購入先の選定も行なわなくてはなりません。
先に説明したように要となる機器の手配は重要です。
購入するのかリースにするのか、予算とそれぞれのメリット・デメリットに目を向けて、あなたのサロンに合った機器の手配が必要です。
資金調達
物件や機器の準備に際しては、資金が必要です。
開業に必要な資金はいくらぐらいか、またその資金はどのようにして調達するのか調達方法などについても検討しましょう。
調達方法については、さまざまな助成金があるので、それらを活用するのも賢い手です。
ずばり!脱毛サロン開業成功のために強化すべき5項目
脱毛サロン開業を成功に導くには、次の5項目が重要です。
失敗しない脱毛サロン開業のために、ぜひチェックしておいてください。
脱毛に関する知識・技術
脱毛サロンにお客さまが求めることは、安心安全な施術です。
そのために技術の向上はもちろんのこと、お客さまに最適な施術を勧めることができるように、カウンセリング力の強化及び、知識を強化することも必要です。
足を運んでくれたお客さまの信頼を得るためにも開業までにしっかりとそれらの強化に努めておきましょう。
また開業した後も、日々の鍛錬が重要です。
自店の強み、アピールポイントの強化
あなたの脱毛サロンが自信をもっておすすめできるもの、おすすめできることは何ですか?売れるサロンの特徴として、他店との差別化が挙げられます。
他店にはないものを作りましょう。
他店にはない強みをアピールポイントにして、他店との差別化を図ることにより、お客さまがあなたのサロンを選んでくれるようになります。
集客の強化
サロンを開業してすぐにお客さまに来ていただけるということはほとんどありません。
ましてやすぐに繁盛店になることなどありえないと思っておいたほうがよいでしょう。
まずは、お客さまの来店のきっかけを作るように仕掛けていくことが必要です。
そのためには、SNSを活用するなどして、お客さまにあなたの脱毛サロンの存在を知ってもらい、興味をもってもらうことからはじめましょう。
SNSを活用するときには、スポットではなく、継続して情報を発信していくことが大切です。
保険の強化
脱毛サロンにトラブルはつきものといっても過言ではありません。
トラブルが起きないように細心の注意を払っていても、色んなお客さまがいらっしゃるのでトラブルが起きる可能性はゼロではありません。
万一のトラブルに備えて慌てないように、保険に入っておくことをおすすめします。
トラブルがなければよしとする、いわば、お守りのようなものです。
経営努力の強化
ご自分の脱毛サロンを開業するということは、施術だけでなく経営もするということです。
経営者として、しっかりと儲けを出していかなければなりません。
支出をいかに抑え売上をのばしていくか、その経営努力が大切なのです。
経営者としての自覚を身につけましょう。
まとめ
脱毛サロンを開業するからには、誰もが失敗することは考えないでしょう。
成功すると思っているはずです。
しかし、成功に導くには、経営者としての自覚と努力、施術者としての知識と技術とカウンセリング力が必要です。
そしてなによりも、それらを維持していかなければなりません。
脱毛サロン開業を目指している皆さん、成功へ向けてのスタート地点を目指して、ご紹介したチェック項目に沿って着実に準備を整えてください。
あなたが開業する脱毛サロンを成功へ導くのは、あなたです!
この記事の監修者
株式会社SHEMEN(シーメン)
法人番号:5120101058391
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