エステサロン開業で重要な正しい化粧品選び3つのポイント
エステサロンの運営において、どのような化粧品を使用しているかというのはとても重要ですよね。
取り扱う化粧品によって、提供するトリートメントメニューなども変わる場合もある程、エステサロンと化粧品は切っても切れない関係です。
エステサロンを開業するときには必ず、サロンで取り扱う化粧品を選ぶ必要があります。
エステサロン専用の化粧品はとても多くの種類があります。
その中で、あなたがオープンしたいサロンのコンセプトにマッチする化粧品を正しく選ぶのはとても大変な作業なのです。
そこで、今回はエステサロン開業の準備で頭を悩ますサロンで使用する化粧品の選定ポイントをご紹介していきます。
知っておいて損はないとても大切な内容となりますので、是非最後までご覧くださいね。
目次
エステサロン専売品から選びましょう
サロン専売品とは
化粧品には、百貨店やドラッグストアなどで一般的にいつでも購入できる商品と、エステサロンや美容室などでしか購入できないサロン専売品があります。
エステサロンで使用したり店頭で販売したりする化粧品には、サロン専売品を選ぶのが一般的です。
サロン専売品がおすすめである理由
サロン専売品は基本的にエステサロンや美容室などでしか取り扱うことのできない化粧品ブランドで、一般的な化粧品に比べると美容成分やコンセプトにこだわりのある品質の高い商品が多いのが特徴です。
施術に使用する化粧品は業務用などとして大容量でコストパフォーマンスが良いものが販売されています。
また、店販商品には、サロンでしか購入できないという価値観があります。
サロンでしか購入できない高品質な製品をお客様の肌質やお悩み・お肌の状態などを理解しているエステティシャンやセラピストから紹介されるということは、お客様にとっては大きな安心や信頼につながります。
病院でお薬の処方箋が出されるように、エステサロンで使用されていたり紹介される化粧品には特別感があるのです。
エステサロンの化粧品選び3つのポイント
それでは実際にあなたのエステサロンで使用する化粧品をどのように選べば良いか3つのポイントを解説していきます。
成分や効果で選ぶ
まずは、なんといっても成分や効果をしっかりと確認することが重要です。
お客様のお肌に直接触れる化粧品の成分は一番こだわりたいポイントですよね。
サロンのコンセプトにピッタリと合う化粧品を見つけましょう。
効果の高い成分が配合された化粧品には、お肌にとって刺激となる成分も存在します。
製品の特徴や成分、刺激性などは導入を決定する前にしっかりと確認しておきましょう。
また、お客様の肌質や状況に対応できるよう、数種類導入するというのもおすすめです。
コストで選ぶ
次に重要なのは、なんといってもコストです。
1回の施術に使用する化粧品の種類や量などによって、コストは大幅に異なります。
また、1回の施術には化粧品の他に、コットンやマスク、紙ブラジャーや紙ショーツなど消耗品や、お客様にお出しするお茶などその他のコストもかかります。
それらすべてを含めた1回の施術原価が販売価格の10%未満となることが一つの目安です。
エステサロンでは5~6%程が適正価格ともいわれています。
例えば、8,000円のメニューの原価5%で400円、10%で800円となります。
サロンで提供するメニューの価格帯のイメージに合う化粧品を選ばなければ原価がかかりすぎてしまうこともありますので注意が必要です。
ブランド力やネームバリューで選ぶ
エステサロンで取り扱う化粧品には、老舗の有名ブランドやトレンドの人気ブランドなどもあります。
そういったブランド力やネームバリューのある化粧品を取り扱うと、メーカーによる施術講習が開催されたり定期的に情報提供があったりするなどのメリットがある場合があります。
また、感度の高いお客様はブランド名などで検索してサロンを探すという方もいらっしゃるので、ネット検索による流入が見込める場合もあります。
化粧品選びのポイントを3つご紹介しましたが、何より大切なのはあなたがその化粧品を心から気に入っているかどうかです。
あなたのお気に入りのものであるからこそ、お客様も信頼してくださいますのでとにかく「あなた自身が使い続けたいか」、「家族や大切な人に使ってほしいか」を判断基準に化粧品選びをしてみてくださいね。
具体的な選び方は?
さて、化粧品の選び方のイメージはできてきたのではないでしょうか。
では実際にどのように選んで決定するのか、その方法をご紹介します。
メーカーと直接契約する場合
ネット検索などで気になるブランドを見つけたら、まずは問い合わせしてみましょう。
資料請求ができたり、近くにショールームや事業所などがある場合には実際に商品を見たり試したり、直接説明を聞くこともできます。
また、多くの場合は、営業担当の方からしっかりと説明を聞いてデモンストレーションやサンプルなどで商品を試してみるということも可能です。
いくつか気になるメーカーがある場合には複数問い合わせて、上記のポイントを基に比較検討してみましょう。
代理店に紹介してもらう
「全く見当もつかない」という方は、美容系商材を複数取り扱う代理店に問い合わせてみましょう。
代理店では複数の化粧品ブランドを取り扱っていて、代理店を通して商品を購入することが可能です。
代理店の営業担当者は化粧品についてとても詳しいですので、サロンコンセプトやあなたの要望などを相談し、アドバイスしてもらって検討していくという方法もあります。
また、代理店では複数の化粧品を取り扱っている場合が多いので、比較検討しやすい点も代理店に相談するメリットです。
右も左もわからないという方も安心して相談してみてくださいね。
まとめ
いかがでしたか?
エステサロン開業の準備で重要な化粧品選び。
重要なので悩んでしまうという方も多いと思いますが、取り扱う化粧品は種類を増やしたり、変更したりすることも可能です。
「あなた自身が納得のいく化粧品を選ぶ」ということを大切にしてみてくださいね!
この記事の監修者
株式会社SHEMEN(シーメン)
法人番号:5120101058391
業務用エステ機器販売 業務用美容機器の製造・販売及び輸出入
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