エステサロンを開業するにはいくら必要？成功へのポイントを解説！ : 業務用痩身エステ美容機器の製造・販売 SHEMEN(シーメン)

「エステサロンを開業したいけれど、開業資金は幾らぐらい必要なんだろう？」
このように思っている方必見！
ここでは、「エステサロンを開業したいけど、開業資金について不安・・・」という方のために、エステサロンを開業するためにはいくら必要か、開業資金についてご紹介いたします。

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エステサロンの開業資金

エステサロンと一口に言っても、さまざまなタイプの開業形態がありますよね。

• 自宅の一部を利用するおうちエステタイプ
• 賃貸マンションを利用する隠れ家エステタイプ
• テナントを利用する店舗エステタイプ

ここでは上記の3つのタイプの開業形態についてそれぞれの開業資金をご紹介します。

なお、今回の開業資金のなかには、エステマシンの費用は含まれていません。
エステマシンを導入するには、大きく分けて2つの方法があります。
購入するかリースにするかです。

どちらかの方法を選ぶかによって、初期費用も大きく異なります。
エステマシン以外にかかる費用は以下に挙げていますので、これらを参考にしていただきながら、マシンの導入方法についてご検討いただければと思います。

開業資金が少なくてすむ【おうちエステタイプ】

上に挙げた3つの開業形態のうち、最も開業資金が少なくてすむのが、おうちエステタイプです。
自宅の一室を利用して、エステサロンを開業する場合は、賃料がかからないため開業資金を大きく抑えられるのがポイントです。

自宅で開業する際に、一番費用がかかるのが、内装費と広告宣伝費です。
内装費は、居住スペースからサロン仕様にするための費用です。
できるだけ費用を抑えたいということであれば、あまり手を加えなければ少ない費用ですみます。
20万円も見積もっておけばよいでしょう。

自宅で開業の場合は、店舗型に比べて集客が難しいというデメリットがあります。
その分宣伝に工夫が必要となります。
広告宣伝費の予算を多めに見積もっておいた方が良いでしょう。
30万円ぐらい見積もっておき、あとは、備品や消耗費などが20万円。
おうちエステの場合、開業資金に合計70万円～100万円必要になります。

『住居兼自宅のサロン開業の注意点』の記事はこちら >>

賃貸マンションで【隠れ家エステ開業】

賃貸マンションで開業する場合の開業費用内訳の多くを占めるのが、賃貸物件の契約費用です。
例えば、月額10万円の賃貸物件であれば、敷金・礼金・仲介手数料などを含めれば、賃料の６か月分、60万円ぐらい必要になります。
ただし、店舗営業の場合は、賃料の12か月分が必要になる場合もあることもありますので、覚えておきましょう。

賃貸マンションで開業する場合、借りるマンションが店舗営業可能であることが大前提です。
物件によっては、店舗NG物件もありますので、物件を探すときには、十分気を付けましょう。

このほか、内装工事費用に30万円、備品や消耗品などに20万円程度必要です。
また自宅エステ同様、賃貸マンションの場合も広告宣伝費に工夫が必要になります。
多めに予算を取っておくとよいでしょう。
広告宣伝費に30万円の予算を取るとすれば、賃貸マンションでの隠れ家エステの開業に必要な初期費用は、合計で140万円～190万円になります。

思いどおりのサロンにすることができる【テナントでの開業】

テナントを借りてエステサロンを開業する場合は、3つの開業形態のなかで最も開業資金が多くかかります。
ただし、テナントの場合は、自宅やマンションに比べて、制約が少ないのでオーナーの思いどおりのサロンにすることができるというメリットがあります。
また立地条件が良ければ、多くの人の目にも止まりやすくなるというメリットもあります。

テナントでの開業の開業資金の内訳のなかで最も多くを占めるのが、賃貸物件の契約費用と内装工事費用です。
月額賃料20万円の場合だと、契約にかかる費用は、約160万円。
これに内装工事が必要となってきますので、内装工事費として200万円ほど必要となります。
店舗内装工事の費用の目安は、坪あたり約20万円～と考えておきましょう。
内装工事費をできるだけ抑えたいというのであれば、居抜き物件をおすすめします。
ただ、居抜き物件は数も少ないので、出会えるかどうかはそのときの運次第です。
また、立地条件がエステサロンには向いていなかったなど、居抜き物件ならではの理由もありますので、十分に精査が必要です。

このほか、備品・消耗品代などに、50万円。広告宣伝費に30万円。
テナント開業の場合の開業資金は、トータル440万円～540万円必要になります。

エステサロン開業後の運営資金について

ここまでエステサロンの開業の際に必要な資金についてご紹介してまいりましたが、開業後の運営資金についても、開業準備段階から考えておく必要があります。

運営資金に必要な費用は、賃料、人件費、水道光熱費など・・・
経営が安定して利益が出るまでの運転資金は確保しておきましょう。
最低でも開業後半年ぐらいの資金は準備しておきたいものです。

• 自宅サロンなら、150万円
• マンションサロンなら、200万円
• テナントサロンなら、450万円

それぞれの金額を目安に、開業後６か月分の資金は準備しておきましょう。

エステサロンの開業資金の調達方法

エステサロンをいざ開業するとなると、ここまでご説明してきたとおり開業資金に加えて運営資金も必要です。
資金調達が厳しいという方もいらっしゃるでしょう。
その場合は、公的な機関の援助を受けるという方法があります。

日本政策金融公庫では、新たに事業を始める人や、事業開始から7年以内の人を支援する目的で実施されている融資プログラムがあります。
利率も低く、返済期間にも余裕があるので、おすすめです。

このほか銀行など金融機関に融資をお願いするという方法もあります。

融資以外に、助成金や補助金を活用するという方法もあります。
融資は、もちろん返済しなくてはなりませんが、助成金や補助金は返済不要なので、ぜひ検討してみてください。

例えば、中小企業庁が主導する「創業支援等事業者補助金」や、東京都においては「創業助成事業」などのプログラムなどがあります。
ただし、補助金や助成金については、原則後払いです。
足りない開業資金の埋め合わせはできないので、気を付けてください。

助成金に関する詳しい記事はこちら >>

エステサロンの開業を成功へ導くポイント

資金面についてしっかりと準備をしておくことは、開業を成功へ導くために大変重要です。
これに加え、成功のために必ず必要となるポイントがあります。
新規顧客開拓とリピーターを増やすことです。

これに必要なのは、サロンのコンセプトを明確にし、集客に工夫することです。
コンセプトを明確にすることにより、新規のお客さまに選んでもらえやすくなります。

集客は、はっきり言って大変です。
SNSを駆使して、新規獲得に努めるのはもちろん、新規来店したお客様をいかにリピーターにするかが重要なポイントになってきます。
そのためには、あなたのエステサロンの強みを十分にお客さまにアピールしなくてはいけません。
サロンの強み、他サロンにはない付加価値をつけることでリピーター率も高まります。

また予約をする際の手軽さも重要です。
SNSでの予約を確立するなど、手軽に予約が取れる環境を整えておくことも大切です。
そのために必要な資金は、あらかじめしっかりと確保しておきましょう。

まとめ

エステサロンを開業するには、まず開業資金が必要になります。
今後のためにもできるだけ開業資金を抑えたいという方も多いことでしょう。
確かに開業資金を抑えることは、重要です。
それと同時に、考えている開業形態や物件は、開業したあと運営に有利に働くかどうかがポイントになります。
このことも踏まえて、営業形態を選ぶ際、自宅でするのか、賃貸物件にするのか、テナントを借りるのか、の選択をしていただきたいと思います。