エステ機器のお得な導入方法を検証。クレジットorリースorレンタル契約?
エステサロンで必ず必要となるのがエステ機器ですが、エステ機器は高額なので導入の際にはしっかりと計画を立てたいものです。
エステ機器を導入する際の方法は現金一括購入だけではありません。
予算がないからと諦めているオーナーに、手元に現金がなくても導入可能な耳寄りな情報をお届けいたします。
ぜひ参考にしてみてください。
目次
エステ機器はどんな方法で導入する?
エステサロンを開業するときや、購入したエステ機器が壊れた場合、また新しい機器の導入を考えている場合など、高額なエステ機器を導入するとなるとまとまった資金が必要です。
しかし手元にはそれだけの現金がない!また現金はあったとしても経営者としては、いざというときのために現金は手元に置いておきたいものです。
導入したいけど、現金を用意できない!そのような場合には、諦めるしか方法はないのでしょうか。
いいえ、そんなことはありません。
他の方法で導入を検討してみましょう。
ここでは、現金で購入できない場合、機器を導入するためにはどのような方法があるのかをご紹介してまいります。
あなたにとってどの方法がベストかを比較検討してみてください。
きっとあなたにあった良い方法が見つかると思います。
クレジット契約の場合
まずは、クレジット契約を利用してエステ機器を導入するという方法について考えてみましょう。
クレジット払いとは、信販会社を間に通すことで、エステ機器の購入代金を信販会社に立て替え払いしてもらい、複数回に分けてサロンから信販会社に支払うという方法です。
支払っている間のエステ機器の所有権は信販会社にあります。
完済すると、サロンに所有権が移ります。
エステ機器メーカー側からすると、サロンがエステ機器を買い取ったことになっているので、途中解約はできません。
途中解約をしたい場合は、信販会社に残金を一括で支払わなくてはなりません。
これが、クレジットを利用してエステ機器を導入した際の概要です。
では、クレジット契約の場合には、どのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。
クレジット契約のメリット
まずメリットですが、支払いを複数回に分けて行なうことで、一度に現金がなくなることは避けられます。
運転資金に手をつけずに導入ができるので、いざというときのために手元に現金を残しておけます。
月々の支払いに関しても無理のない金額設定をすればさほど問題はないでしょう。
前述したように完済すれば、エステ機器はサロンのものになるので、長期にわたって使用を考えている場合にはおすすめの購入方法です。
買い替えの際には、売却することも可能です。
クレジット契約のデメリット
デメリットは、借入金が増えるという点です。
例えば店舗を増やそうと計画しているという方には、資金を調達する際に借入金が多いと不利になる場合がありますので注意が必要です。
リース契約の場合
多くのエステサロンはリース契約を利用しています。
リース契約とは、リース会社が購入したエステ機器をサロンに貸し出す契約です。
サロンは、毎月リース料をリース会社に支払います。
リース期間をあらかじめ設定しているので、リース期間が残っている間に解約は基本的にできません。
解約を申し出た場合には、リース残額を一括で請求されます。
それでは、リース契約の場合にメリットとデメリットを見ていきましょう。
リース契約のメリット
一番のメリットは、固定資産税をリース会社が負担し、サロン側は賃貸料としてリース料を全額損金算入できるという点です。
この場合、エステ機器はサロンの資産ではないので減価償却をする必要もありません。
初期費用の負担が少なくてすみ、クレジットや借入とは異なり金利変動の影響を受けないので、毎月のコストを均一にできるという点もメリットといえるでしょう。
リース契約のデメリット
デメリットはというと、サロンの資産にはならないという点です。
リース期間が終了すれば、機器を返却するか、もしくは、再リース契約を結ぶかの選択になります。
再リースの際には、よく検討することが必要です。
リースにすることで、事務作業は簡素化されるものの、かかるコストの総額でみると一括購入より割高になると思ったほうがよさそうです。
レンタル契約の場合
レンタル契約のシステムは、レンタルDVDと同じように、短期間の貸出とイメージしていただくと分かりやすいでしょう。
例えば、新しい機器を導入したいけどその前に使い勝手を試したいといった場合や、繁忙期に限ってもう1台導入し繁忙期を乗り切りたいといった場合などに便利なシステムです。
レンタル料金は月額で支払うシステムが多く、保険料やメンテナンスにかかる費用は業者が負担してくれ、故障した場合には代わりの機器を用意してもらえます。
レンタル契約のメリット
前述のように、故障をすれば代替品を用意してくれる、メンテンナスや修理の心配をする必要がなく、機器が故障したなどもしものときでも電話1本で解決します。
もちろん減価償却をする必要もありません。
レンタル契約のデメリット
デメリットは、中古の機器を提供されることもあるという点と、いつでも解約することはできますが、これまで挙げてきたほかの契約に比べると割高であるという点です。
まとめ
エステサロンでプロのエステティシャンが使用するエステ機器は、かなり高額なものです。
現金一括で運転資金に問題がない場合には、現金一括も一つの選択肢ですが、経営者の視点から見て、自身のサロンにとってはどの方法で機器を導入すれば費用対効果が優れているかをしっかりと検討することが大切です。
契約の方法によって、税金や帳簿上での扱い方も変わってきます。
自身のサロンにとって何が一番ベストなのかをしっかりと見極めたうえで、最適な方法でエステ機器の導入を行なってください。
この記事の監修者
株式会社SHEMEN(シーメン)
法人番号:5120101058391
業務用エステ機器販売 業務用美容機器の製造・販売及び輸出入
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