サロンにも防犯カメラを!選び方や費用、注意点について
近年、あらゆる場所・あらゆる店舗・個人宅にも防犯カメラが普及してきました。
サロンも例外ではありません。
何かと物騒な世の中だからと防犯カメラの設置を検討されていらっしゃる方も多いことでしょう。
しかしながら、「どんな防犯カメラがあるの?」「設置するのは大がかりな工事が必要?」などまだまだ防犯カメラについては分からない事だらけという方のために、今回は、防犯カメラについて特集いたします。
目次
なぜサロンに防犯カメラは必要?
サロンに防犯カメラを設置する大きな目的は3つあります。
一つ目は、盗難などの被害に備えてです。
サロンにはお客さまに販売する高級な化粧品類や高価な機器がたくさんあります。
またお店の雰囲気に合わせて店内に高価な装飾品や絵画などを飾っているお店もあるでしょう。
これらが万が一盗まれてしまったときに、防犯カメラの映像は犯人を特定できる証拠となります。
二つ目は、クレーム対応への活用です。
サロンにはさまざまなクレームが持ち込まれます。
その際にクレーム内容が事実であるかどうかを検証するために防犯カメラの映像は有効です。
お客さまが主張することが事実かどうかは防犯カメラの映像を見れば一目瞭然です。
三つ目は、スタッフの教育への活用です。
防犯カメラの使い方としては意外に思うかもしれませんが、実は現オーナーさんのなかでもこのように使用している方は意外と多いのです。
サロンで顧客対応をするエステティシャンの様子をバックヤードでチェックし、接客スキルの指導に活用するという活用法もあります。
防犯カメラって自分で取り付け可能?
カメラによっては工事が必須な場合もありますが、DIYが得意な方なら自分で取り付けることも可能です。
その際には、映したい部分にレンズが向いているか、落ちないようにしっかりと取り付けられているかなどしっかりと確認しましょう。
配線が複雑な場合、高所作業が必要な場合は専門業者に任せた方が無難です。
防犯カメラの選び方
防犯カメラにもさまざまな種類があります。
大きく分けると以下の3つの種類に分けられます。
あなたの目的に合わせて適切なものを選んでください。
防犯カメラを犯罪抑止に利用したいなら「ボックス型」
防犯カメラの定番、直方体の形をしたタイプです。
昔ながらの「ザ・防犯カメラ」といった形なので、設置していることをアピールして防犯カメラを犯罪抑止に利用したいという方にもおすすめです。
レンズを選択できる製品が多いので、目的に応じてあなた好みにカスタマイズできます。
デザイン性を重視したい人におすすめ「ドーム型」
おしゃれな内装にも違和感のない半球状になった防犯カメラです。
一見防犯カメラだと分からないので、デザイン性を重視したい方におすすめです。
サロンに来るお客さまは、リラクゼーションを目的に来られているので、一目見て防犯カメラだと分かるような防犯カメラだとお客さまは興ざめしてしまうかもしれません。
サロンの雰囲気を壊さないためには、このような一見して防犯カメラだと分からない方がよいでしょう。
サロンの雰囲気を大切にするなら特におすすめ「小型タイプ」
内装や店舗の雰囲気を壊さないことを大切にしたいという方におすすめです。
ドーム型とは異なり、極力目立たないようにデザインされたのがこちらのタイプです。
なかにはパッと見たぐらいでは気づかないぐらいコンパクトなものもあります。
店内の雰囲気を大切にするサロンのような場所には特におすすめです。
防犯カメラを設置するときに気を付けることは?
防犯カメラを設置する際に気を付けること。
それは、設置場所や角度です。
防犯カメラをサロンにつけようと思ったのは、皆さまそれぞれ目的があるからだと思います。
盗難対策やクレーム対応などそれぞれ理由があると思いますが、それらの目的を実行するためにも目的物がしっかりと撮影できるような場所、設置角度に気を付けることが大切です。
またお客さまのプライバシーへの配慮も怠らないようにしてください。
例えば、故意ではなくてもお客さまが着替えを行なう箇所が防犯カメラに映ってしまうと法律に抵触することになりますし、お客さまを不快にさせてしまいます。
サロンの信用にもかかってくる大問題につながってしまいます。
店内に防犯カメラを設置する際には、不必要な箇所が映らないよう気を付けましょう。
個人情報保護のためのガイドラインが経済産業省で策定されていますので、ぜひ一度確認してみてください。
まとめ
防犯カメラの必要性を感じ設置を検討している皆さま、ご自分のサロンに最適なカメラは見つかりましたか。
防犯カメラには、盗難やクレームといったものの抑止にもつながります。
もし防犯カメラを単なる犯罪抑止に使用したいという場合には、単に防犯カメラを設置するというだけではなく「ダミーカメラ」や「撮影中」のステッカーを掲げるという選択肢もあります。
ダミーカメラであれば、本物の防犯カメラよりはかなり経費を抑えることができるので、予算が厳しい方にもおすすめです。
ダミーカメラの場合には、できるだけ本物に近いものを選ぶ、汚れた状態にせずに常にメンテナンスを行なっておく、など偽物だと気づかれないための工夫が必要です。
あなたのサロンを守るのは、他の誰でもないあなた自身です。
これからますます防犯対策が必要となる社会になることが予想されます。
トラブルを未然に防ぐためにも、また万が一トラブルが起こった際にスムーズに解決するためにも防犯カメラの設置は有効な手段です。
この記事の監修者
株式会社SHEMEN(シーメン)
法人番号:5120101058391
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