和室を活用した自宅サロンの作り方。DIYやリフォーム方法も解説
「自宅サロンを開業したいけれども、使えそうな部屋は和室。」
和室とエステサロンはなかなか結び付かないイメージですよね。
「でも何とかして、和室をエステサロンにできないかな?」と考えている方、必見!
ここでは、和室を活用した自宅サロンのつくり方をご紹介します。
目次
和室をそのまま活用した自宅サロン
和室を洋室にリフォームしてしまえば簡単ですが、その場合6畳~8畳で25万円~100万円かかります。
初期費用をあまりかけたくないのであれば、和室をそのまま活用してみてはいかがでしょう。
まずは、和室を「和モダン」「昭和レトロ」に変身させる2つのパターンをご紹介いたします。
和モダン
和モダンとは、和風デザインと現代的でスタイリッシュなテイストを融合させたデザインのことです。
和を感じさせる木や竹、珪藻土などの天然素材を基調に、家具や照明、カーテンなどのアイテムで洋風テイストを加えてスタイリッシュに演出していきます。
それでは、実際に和モダンにするためのポイントをご紹介しましょう。
- 無彩色、紺色、アースカラーを基調に
あまり色味が多いとまとまりが悪くなりますので、2色ぐらいで統一すると良いでしょう。 - シャープな家具を選ぶ
丸みを帯びた家具よりは、シャープでスリムな家具をおすすめします。 - 木や石、竹、和紙といった和の素材を取り入れる
壁紙に和の素材を使用したり、小物などにこのような和の素材を取り入れてアクセントにしても良いでしょう。
和室を活用して、和モダンにするポイントは、家具です。
大掛かりなリフォームをしなくても、存在感のある家具をシャープでシンプルな家具にすることで、一気に和モダンな雰囲気が演出できます。
昭和レトロ
昭和レトロとは、昭和時代のノスタルジックな雰囲気のことです。
分かりやすく言えば、ちびまる子ちゃんやドラえもん、サザエさん的な雰囲気です。
和モダンが、比較的高級感がありオシャレな印象であるのに対して、昭和レトロは、カジュアルで明るく親しみやすい印象です。
お客さまが扉を開けたとたん、昭和にタイムスリップしたような感覚になるような空間づくりがポイントです。
それでは実際に、昭和レトロにするためのポイントをご紹介します。
昭和レトロのポイントは、色と素材です。
- カラフルな色をアクセントカラーに取り入れる
昭和レトロでは、カラフルな色を取り入れ、和室との調和を取ることがポイントです。 - 木やブリキといった素材、かごなどをうまく取り入れる
昭和を彷彿させるようなブリキやかごをポイントに取り入れても良いでしょう。 - 家具は低めのアンティーク家具
昭和に使われていたようなアンティークな家具を取り入れると、一気に昭和レトロになります。
昭和世代の方には昔懐かしく、若い世代にはSNS映えすると人気の昭和レトロは、SNS映えする写真が撮れるので、視覚的にも楽しく宣伝効果も抜群です!
もしかしたら、SNS映え目的で訪ずれる方もいるかも?
プチリフォーム
前述したように、和室を洋室にリフォームするのは大掛かりで初期費用も必要になりますが、プチリフォームなら初期費用を抑えることができます。
壁紙を全部貼りかえると、6畳で3万円~5万円かかります。
砂壁の場合や、素材にこだわれば、数10万必要になることもあります。
壁紙を全部貼りかえれば、印象は大きく変わりますが、
壁の一部にアクセントクロスを貼るだけでも、雰囲気をガラッと変えることができます。
アクセントクロスのなかには、剥がせる壁紙もありますので、賃貸物件でも安心です。
また、障子やふすまをそのまま使用するのではなく、少し手を加えてアレンジするのもおすすめです。
このほか、障子の一部の色を変える、モザイクアートのように現代風にアレンジする、といったアレンジ方法や、レースタイプの障子を使って、洋風の雰囲気を演出するのもおすすめです。
また部屋のイメージを和にしている大きな要因である畳を、正方形の畳やカラー畳にすることで部屋の印象を変えることができます。
このように視点を少し変えて手を加えるだけで、簡単にイメージチェンジすることができます。
DIYで簡単に和室の雰囲気をチェンジ
「あまりお金をかけられない」という方に人気なのが、DIYです。
DIYなら、あまりお金をかけずに、ご自身の手で和室のイメージを変えることができます。
ただプロではないので、リフォームに時間がかかるのが難点です。
畳を隠す
和室=畳というイメージですよな。
和のイメージを払拭するためには、この畳を何とかしなくてはいけません。
でもリフォームで畳をフローリングにするのは大変です。
それならDIYで簡単に和のイメージを払拭しちゃいましょう。
タイルマットやじゅうたん、クッションフロアなどを敷くだけで簡単にイメージチェンジができます。
カビが気になる方は、畳の上の防虫・防カビシートを1枚挟むと良いでしょう。
障子にはカーテン
窓に障子が入っている和室も多いでしょう。
障子をいっそのこと外してみませんか?
障子をはずしてカーテンやブラインドを付けてみてはいかがでしょう?
和風から洋風に早変わりです。
押し入れはアレンジ次第
押し入れは、ふすまにアクセントクロスを貼ったり、ふすまを外して収納として使用することも可能です。
ふすまを外すのであれば、押し入れのなかに壁紙を貼ると、押し入れのイメージを払拭できます。
照明を付け替える
和室は、天井が低く圧迫感を感じやすいことが多いです。
圧迫感を少なくするなら、天井に直接設置するタイプの照明シーリングライトがおすすめです。
照明を印象的なものにしてお部屋のイメージを作りたいのであれば、天井から吊り下げるタイプのペンダントライトがおすすめです。
まとめ
和室をそのまま自宅サロンへ活用することは、可能だということがお分かりいただけたことでしょう。
ご覧のようにいろいろな方法がありますが、どの方法を選択するにしても、大前提は、サロンコンセプトに合わせることがポイントです。
そして、一番大切なのは、お客さまがくつろげるような空間につくりあげることです。
和室には、たくさんの可能性が秘められています。
和室だと嘆く前に、ぜひいろんな可能性を考えていただき、せっかくの和室を有効的に活用してみてください。
この記事の監修者
株式会社SHEMEN(シーメン)
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