セルフホワイトニングサロン開業を目指すオーナー必見！開業までのプロセスを紹介 : 業務用痩身エステ美容機器の製造・販売 SHEMEN(シーメン)

近年、歯のホワイトニングに興味をもつ人が増えてきました。
歯医者さんでのホワイトニングや自宅でのセルフケアなどを行なっている人も多いと思いますが、できれば手軽に確実にホワイトニングをしたいという声が多いのも事実です。

そのような声を受け、セルフホワイトニングサロン開業を目指しているオーナーさんに、ぜひ知っておいて欲しい「セルフホワイトニングサロン開業に向けての注意点」をプロセスとともにご紹介いたします。

セルフホワイトニングサロンとは＞

セルフホワイトニングサロンとは、歯医者さんなどで行なう本格的なホワイトニング治療とは異なり、お客さま自身が専用の機械を使用して自ら行なうセルフサロンのことです。

歯科医師や歯科衛生士などといった有資格者がスタッフのなかにいれば、そのスタッフのみお客さまの口腔内をケアすることができますが、資格をもっていないかぎり、お客さまの口の中に触れることはできません。

セルフホワイトニングサロンは、機械と場所を提供するのみ、施術を行なうのはお客さま自身です。
お客さまサイドとしては、比較的リーズナブルに、また手軽にホワイトニングが行なえるので、近年人気を集めています。

歯医者さんのホワイトニングとの違いは？

歯医者さんのホワイトニングは、過酸化水素水を使用しています。
1回の施術でも黄ばみや黒ずみはかなり改善されます。
一方、費用が高額で1回の施術につき数万円～数十万円かかることもあります。

セルフホワイトニングサロンにおける施術では、歯医者さんが使用している過酸化水素水は使用できません。
歯医者さんが、本来の白さ以上を目標としているのに対し、セルフホワイトニングサロンでは、着色汚れを落とし、本来の白さを目指した施術を行ないます。
1回につき高くても5,000円までといったリーズナブルな料金体系になっています。
ただし、1回では思うような効果は出ず3～5回と繰り返すうちに徐々に白くなっていきます。

セルフホワイトニングサロンのメリット

新たにセルフホワイトニングサロン開業を目指しているオーナーさんは、既にいくつかのメリットを感じて、開業を目指していることと思いますが、迷っていらっしゃるオーナーさんに、ぜひセルフホワイトニングサロンのメリットを知っていただきたいと思います。

セルフホワイトニングのメリットは、大きく挙げると5つあります。

• 省スペースで開業可能
• 非接触サービスのため、リスクが低い
• 少ないスタッフで運営可能
• 少ないコストで経営できるため大きな利益が期待できる
• 専門的知識がなくても経営可能

セルフホワイトニングの機材は、それほど大掛かりなものではありません。
省スペースで始められます。
お客さまがご自身でケアするため、専門スタッフは必要ありません。
また少ないスタッフで運営することができるので人件費を大幅にカットすることができます。
スマートロックなどを取り入れれば、スタッフを置くことなく24時間営業も可能です。
初期投資も少なく、薬剤購入など運営コストも少額ですむので、リターンも期待できるとともに、非接触サービスであるため感染症といったリスクが少なくてすみます。

新たにセルフホワイトニングサロンを開業するもよし、サロンの一角にセルフホワイトニングコーナーを設置するのもよいでしょう。

また、近年では、セルフホワイトニング部門を立ち上げる歯科医院も増えてきています。
こちらのメリットは、専門家によるホワイトニングを受けたいと思う患者さんの導入としておすすめです。
まずはセルフホワイトニングから始め、そこから本格的な歯科医によるホワイトニングへと移行もスムーズになります。
新たに顧客を取り込みたい歯医者さんにおすすめです。

セルフホワイトニングサロン開業までのプロセス

ここからは、実際にセルフホワイトニングサロンを開業するには、どのようなプロセスが必要なのかをご紹介いたします。

① 店舗物件を探すor既存の店舗にスペースをつくる

前述したように、コンパクトな機材を置くだけなので、大きなスペースは必要ありません。
1ルームでも営業可能です。

新たに店舗を取得するとなると、物件購入、賃貸などといった方法が考えられますが、賃貸の場合、敷金礼金に加え毎月の家賃が必要になります。
これに加えて、内装をサロン仕様にしなくてはなりませんので、内装費用が必要となります。
できるだけ内装費用をおさえたいという場合には、居抜き物件などを探してみるとよいでしょう。
店舗の規模や出店する地域にもよりますが、新たに開業する場合には、初期店舗費用だけで250～300万円ほどは必要になるとみておきましょう。

また既存の店舗内にスペースをつくる場合には、畳1畳分ほどの狭いスペースでもＯＫ！
この場合には、内装費用だけでＯＫなのでほぼ費用はかかりません。

ただし、お客さまに安心してケアしていただくために、他人の目を気にすることなくお客さまが施術に集中できるよう個室もしくは半個室にすることをおすすめいたします。

② 開業のために必要な機材・備品の購入

セルフホワイトニングサロンに必要不可欠なマシン、椅子、テーブル、歯ブラシなどの消耗品、タオルなどといった施術に必要なものから、ソファーやテーブルなど待合に必要なもの、また顧客管理や予約システムに必要なパソコンの購入が必要です。

サロンの要となるホワイトニングマシンは、価格もさまざまです。
5万円前後のものもあれば、50万円するものもあります。
メーカーによっては、椅子などといった必要なものがセットで販売されているものもあります。
アフターサービスや支払い方法など、あなたのサロンに合ったものを選ぶようにしましょう。

ここで注意しなければならないのは、医療用ではない機器と薬剤を購入するということです。
医療用は、医療従事者しか使用できません。
ご注意ください。

③ 集客活動

開業に先立ち、ホームページやSNS、チラシの準備など集客活動も行なっていかなければなりません。

近年は、SNSで必要な情報を得る人がほとんどです。
特に若い世代は、Instagramを活用しています。
Instagramを上手につかい、集客に役立てましょう。

また近年ではあらゆる世代に、LINEが浸透しています。
LINEの公式アカウントを取得し、LINEと連携した予約システムなどを活用するのもおすすめです。

SNSやチラシなどでサロンのPRをする際に、気をつけなければならないことが2点あります。

• 「セルフ」であるという点をしっかりと明記する
• 誇大広告にならないよう注意する

セルフサロンは、医療行為ではありません。
お客さまのなかには勘違いをして予約をされる方がいらっしゃるかもしれません。
そうしたトラブルを防ぐためにも、あくまでもお客さま自身が施術を行なうという点をしっかりと明記しておきましょう。

また「1回で白くなる」といったホワイトニング効果を強調しすぎた広告や宣伝文句は使わないようにしましょう。
ビフォーアフターの写真を使うときも要注意です。

まとめ

セルフホワイトニングサロン開業を目指しているオーナーさん、開業までのイメージは、だいたいできたでしょうか？

セルフホワイトニングサロンは、比較的簡単に始められるだけに、おろそかになりがちなところや見落としがちな点もあります。
開業する準備段階で、また開業してから慌てることがないよう、しっかりと準備して開業に臨んでください。