エステ運営

ホットストーン/ストーンセラピーとは?サロンメニュー導入のメリットとデメリット

ホットストーン/ストーンセラピーとは?サロンメニュー導入のメリットとデメリット

エステサロンやリラクゼーションサロンのメニューのひとつ、ホットストーン・ストーンセラピーを知っていますか?

リラックス効果が高く、特別感のあるホットストーン・ストーンセラピーはお客様に人気のあるメニューなのですが、導入しているサロンは実はそんなに多くなく、これから導入するのにもおすすめのメニューです。

そんなホットストーン・ストーンセラピーとはどのようなメニューなのか、効果や施術の流れ、導入に関してのメリット・デメリット、導入に必要なものなどを詳しく解説していきます。
この記事を読めば、ホットストーン・ストーンセラピーの導入について理解できますので、是非最後まで読んでみてくださいね。

ホットストーン・ストーンセラピーとは

サロンの広告などで、背中に黒くて丸い石を並べているトリートメントの写真を見かけたことはありませんか?

ホットストーン・ストーンセラピーは、50℃~60℃に温めた専用の石を、背中、腰、足、手などに置いたり、ハンドやオイルを塗布したストーンで筋肉の流れに沿ってマッサージしたりするトリートメントです。

遠赤外線効果で身体を温めることができるので身体全体が温まり、体感がとても良いリラクゼーションメニューなのです。

ホットストーン・ストーンセラピーの効果

ホットストーン・ストーンセラピーは遠赤外線効果で身体の深部からじっくりと温めるのが最大の特徴です。
岩盤浴と同じような効果が得られ、施術後も身体のポカポカが持続するのでお客様も体感しやすいという特徴もあります。

また、遠赤外線効果で身体を温めることの効果として、冷え性や肩こり、腰痛など冷えからくる身体の不調への効果が期待できます。

また、女性は身体を温めることで生理不順や生理痛の緩和などにも役立ちます。

さらにホットストーン・ストーンセラピーでは、温めながらゆっくりとマッサージして身体ほぐしていくので、血流が改善することで新陳代謝や自然治癒力が高まります。
疲労回復や眼精疲労、不眠症などへの作用も期待できると言われています。
冷えや血流不良からくる身体の不調を感じているすべての方におすすめなので、当てはまらない方の方が少なく、多くのお客様へおすすめしやすいメニューであると言えます。

ホットストーン・ストーンセラピーの施術の流れ

ホットストーン・ストーンセラピーの施術の一般的な流れは2つの工程で行います。

1.ストーンによる温め

事前にストーンを専用のウォーマーで50℃~60℃に温めておきます。
背中を中心に冷えが気になる箇所に温めたストーンを並べます。
身体が温まってくるまで10~20分待つ場合もあります。

2.マッサージ

背中にホットストーンを置いたまま、足先からオイルトリートメントをしていきます。
施術者の手でのトリートメントやオイルをなじませたストーンを使ったトリートメントが一般的です。
ロミロミやリフレクソロジーなどお持ちの技術を取り入れたり、お客様のお好みのアロマオイルを使用したりするなどサロンオリジナルのトリートメントも可能です。
背中のトリートメントをする際はストーンを外してから行います。

以上の2ステップが一般的ですが、足湯や整体、ヘッドトリートメントなど様々なトリートメントとの組み合わせができるので、既存のメニューのオプションとして取り入れることも可能ですよ。

ホットストーン・ストーンセラピーの導入に必要なもの

ホットストーン・ストーンセラピーをサロンメニューに導入する場合に必要なものは、ストーンとストーンを温めるウォーマーです。
ホットストーン・ストーンセラピー専用のものがセットでも販売されていて揃えやすいです。
また、その他に施術に必要なタオルや紙ショーツ、紙ブラジャー、トリートメントオイルなどは事前に揃えておく必要があります。

資格は必要?

ホットストーン・ストーンセラピーを導入するにあたって、施術者に資格が必要かどうかですが、結論は必要ありません。

しかし、ホットストーン・ストーンセラピーには民間の資格試験を行っている協会や技術講習をしている企業などもあります。
正しい知識を持ってお客様に高い技術を提供するためには、資格試験の受験や講習の受講を検討することをおすすめします。

サロンのメニューとして導入するメリット・デメリット

サロンのメニューとして導入するメリット・デメリット
サロンメニューにホットストーン・ストーンセラピーを導入するのに、メリットはもちろんデメリットも気になりますよね。
そこで、考えられるメリットとデメリットをご紹介します。
導入の際の判断材料にしてくださいね。

メリット

導入コストが低い

ストーン・ストーンセラピーは専用の美容機器や高額の化粧品などの必要がなく、絶対に必要なものはストーンとウォーマーの2点のみなので導入する際のコストが低いです。
資格や講習に関しては必要に応じて検討してみてくださいね。

オプションメニューとして追加できる

ホットストーン・ストーンセラピーは、既存のメニューとの組み合わせが可能です。
既存のメニューのオプションとして導入することで、客単価アップが期待できます。
また、体感が良く心地よいメニューですのでお客様の満足度アップも見込めます。

リピーターにつながりやすい

ホットストーン・ストーンセラピーは身体がポカポカと温まり、高いリラクゼーション効果があります。

また、遠赤外線効果で身体の温めと循環促進をすることで様々な効果が期待できるため定期的に施術を受けることがおすすめです。
そのためお客様がリピーターになりやすいのもメリットのひとつです。

デメリット

オイルトリートメントの技術が必要

ホットストーン・ストーンセラピーはストーンで身体を温めながら施術者のハンドトリートメントを行います。
その際必要となるのがオイルトリートメントの技術です。
エステサロンやリラクゼーションサロンなど技術を持ったスタッフがいる場合は問題ありませんが、オイルトリートメントの技術がない場合はまずトリートメントの技術を習得する必要があり、導入までの時間や費用が掛かってしまいますので注意が必要です。

組み合わせメニューとしての導入がメイン

ホットストーン・ストーンセラピーは満足度のとても高いメニューなのですが、ホットストーン・ストーンセラピーだけでサロンを展開するのは難しいかもしれません。
リラクゼーションメニューとの組み合わせや、フェイシャル・ボディエステサロンなどへの新メニューとしての導入が主となります。

まとめ

いかがでしたか?
導入コストが低く、お客様満足度の高いホットストーン・ストーンセラピーについて、本記事の内容を参考に、サロンへの導入を検討してみてはいかがでしょうか。

この記事の監修者

業務用痩身エステ美容機器の製造・販売 SHEMEN(シーメン)

株式会社SHEMEN(シーメン)

法人番号:5120101058391

業務用エステ機器販売 業務用美容機器の製造・販売及び輸出入

業務用エステ美容機器・ホームケア用美容機器のOEM/ODMの受託を行っています。
企画・デザイン・開発とお客様との念入りなヒアリングの上ご希望に沿ってご提案、小ロットでも対応可能です。

コラム一覧