メンズエステ開業には何が必要?準備や費用について徹底解説
昨今、男性美容の需要が高まりを見せています。
メンズ専門のエステサロンや脱毛サロンも増えてきていますよね。
しかしながら女性向けのサロンと比べると、まだまだ件数は少ないのが現状です。
件数が少ないということはライバルとなるサロンも多くはないということ。
メンズエステ開業は男性美容のニーズの高まりにマッチしていて、ライバルも少ない今がチャンスだと感じている方は多いのではないでしょうか。
メンズエステの開業にご興味をお持ちの方は、まず、メンズエステの開業にはどのようなものが必要で、費用はどのくらいかかるのか気になりますよね。
そこでメンズエステの開業について徹底的に解説していきます。
メリットやデメリット、初期費用や運営費用の目安なども解説しますので是非最後までチェックしてみてくださいね。
目次
そもそもメンズエステとは
そもそもメンズエステとは、文字通り男性専用のエステサロンのことです。
女性が通うエステの男性版なのですが、実は微妙にニュアンスが異なる場合もあります。
まず、メンズエステは大きく分けて2種類に分類されます。
一つ目はまさに女性向けのエステサロンの男性版といった内容のフェイシャルや痩身などの美容を目的としたサロンです。
そしてもう一つは、アロマやもみほぐしなど、リラクゼーションを目的としたサロンです。
こちらは、あくまでもエステサロンでの施術となりますので、性的サービスの提供はありませんが、リラクゼーション目的で疲れを癒したい男性からの需要は多く、メンズ専門ということが男性にとっての安心材料になるという特徴もあります。
両者の特徴をあわせ持つようなサロンもありますので、どのようなサロンを開業するのかしっかりとイメージを固めておくことが重要です。
メンズエステのメニュー例は?
メンズエステのメニューには以下のようなジャンルがあります。
- フェイシャル(美顔)
- 痩身
- 脱毛
- アロマトリートメント
- ボディケア(もみほぐし)
- あかすり
サロンのコンセプトに合わせて、提供するメニューを決定しましょう。
提供するメニューはもちろん後から追加することも可能ですが、サロンのメニューが集客を大きく左右しますので、しっかりとしたコンセプトのもとでメニュー選定をしていくことが重要です。
メンズエステ開業のメリット・デメリットは?
メンズエステを開業するにあたって、メリットはもちろん、デメリットもしっかりと把握しておくことは大切です。
また、デメリットに対しての対策も事前に考えておくと良いでしょう。
メリット
需要が高まってきている
近年、男性の美容に対する意識が変わってきています。
スキンケアやメイクをする男性も増えてきており、美意識の高い男性も多いので、男性も女性と同様に美を追求するためにエステに行くということが常識になるのもそう遠くないかもしれません。
誰でも開業できる
メンズエステは基本的には誰でも開業できます。
エステティシャンやセラピストを雇えば、自分自身に施術スキルがなくても開業可能です。
フランチャイズを募集している企業もありますので、フランチャイズに加盟して開業するという選択肢もあります。
低予算でもはじめられる
メニューの内容によりますが、低予算からの開業も可能です。
特にリラクゼーションのメニューをメインとする場合は、美容機器の購入やリースの必要がないため、初期費用を抑えることはできます。
開業資金が低予算であることは自己資金が少ない方には大きなメリットとなります。
デメリット
集客への工夫が必要
認知度や需要が高まっていているとは言え、女性のエステほど日常的にエステを利用する男性はまだまだ少ないのが現状です。
開業したからといって、何もせずにどんどんお客様が来店するということはまずありえません。
そこで集客への工夫が必要です。
最近ではSNSを活用したり、ネット上で予約まで完了させる集客ツールの導入がおすすめです。
お客様とのトラブル対策
メンズエステは、施術者とお客様がトラブルとなってしまうケースも想定できます。
施術内容にご満足いただけるよう、事前の説明などをしっかり行うなどのトラブル対策が必要です。
スタッフ教育
メンズエステの運営を大きく左右するのがスタッフです。
男性はお店や施術者が気に入ると、リピーターになる可能性が高いです。
より良い接客や施術を提供できるようしっかりとしたスタッフ教育が必須です。
メンズエステ開業に必要な準備は?
メンズエステ開業に必要な準備の流れは以下の通りです。
- コンセプト決定
- 市場調査
- 店舗物件選定
- 店内設備
- 採用
- スタッフ教育
まずは、どのようなサロンにしたいか、どのようなお客様に来ていただきたいかを具体的にイメージした上でサロンコンセプトを決定しましょう。
開業の場所や地域の市場調査もかかせません。
サロンの多い激戦区や大手サロンの隣など開業に適さない場所もありますので注意が必要です。
店舗物件が決まったら店内設備の準備入ります。
居抜き物件などそのまま使用することができる場合もありますが、基本的には店内設備を整える必要があります。内装業者に頼むかできる箇所は自分でDIYするかなど、方法も併せて考えておきましょう。
店内設備と並行して採用やスタッフ教育についても進めていきます。
スタッフの人数や教育内容などあらかじめしっかりと決めておくことがサロンづくりの基盤となります。
オープンまではきめなければならないことが山積みで大変な部分もありますが、何事も最初が肝心ですので、一つ一つしっかりと向き合って決めていきましょう。
メンズエステ開業に必要な費用は?
メンズエステを開業するにあたって、どのくらいの費用が掛かるのかも気になる部分ですよね。
開業に必要な費用は大きく分けて2つあります。
一つ目が初期費用です。
物件契約にかかる初期費用や、内装工事費、設備・備品購入費、宣伝広告費などが必要となります。
一般的なメンズエステ開業の目安は300万円~500万円程と言われています。
開業する場所や規模、メニューによっても異なりますので、上記の項目を参考におおよその目安を算出してみましょう。
二つ目は運営資金。
運転資金とは、サロンを運営していくうえで毎月必要となる資金のことです。
人件費、家賃、光熱費、商材・消耗品費、宣伝広告費などが運営資金となります。
毎月どのくらいの金額がコストとしてかかるのかもしっかりと把握しておくことが重要です。
また、オープンから経営が軌道に乗るまでの数カ月間は赤字になってしまうことも考えられます。
運営資金×6カ月分程の準備資金があると安心です。
まとめ
いかがでしたか?
需要が高まりつつあるメンズエステの開業について解説しました。
メンズエステはコンセプトやメニュー、運営方法、規模などによって準備に必要なものや費用も大きく異なります。
あなたが開きたいサロンをイメージしながら、気になる項目をぜひもう一度読み返してみてくださいね。
この記事の監修者
株式会社SHEMEN(シーメン)
法人番号:5120101058391
業務用エステ機器販売 業務用美容機器の製造・販売及び輸出入
業務用エステ美容機器・ホームケア用美容機器のOEM/ODMの受託を行っています。
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