廃業するエステサロンが失敗した理由3選!閉店させないために必要なこととは?
エステサロンを開業する際に特別な免許などは必要ありません。
開業のハードルはそれほど高くないエステサロン。
そのため、気軽に開業し、結果、開業1年で閉店を余儀なくされるという方も多いのが現状です。
せっかく開業したエステサロンを閉店することなく長く続けられるようにするためには何が必要なのでしょうか?
今回は、開業したエステサロンをすぐに閉店することなく経営するポイントについてご紹介いたします。
目次
現代エステサロン事情
エステサロンの経営は、なかなか難しいのが現状です。
開業後1年で60%が廃業、3年後では90%が廃業に追い込まれています。
10年存続率は5%と言われるほどです。
現在巷には、エステサロンが出来ては閉店するというエンドレスループに巻き込まれるオーナーさんが続々と出現している状態です。
エステサロンを開業する際には、誰もが「繁盛店に!」と思っているのはまちがいありません。
そのような熱い想いをもって開業するにも関わらず廃業に追い込まれるエステサロンが後を絶たないのはどうしてでしょうか?
その理由についてみていきましょう!
エステサロンの経営者が犯しやすいミスとは?
開業まもなくして廃業するエステサロンは、すでに開業前から下記の3つのミスを犯しているのです。
- ①選定・選択ミス
- ②金銭的ミス
- ③戦略ミス
では、それぞれのミスについて詳しくみていきましょう。
①立地選定・美容機器の選択ミス
開業前にオーナーは、いくつもの選択や選定を迫られます。
その選択や選定が、のちの廃業につながっているケースは多々あります。
例えば、立地の選択ミス。
集客しづらい場所を自ら選んでしまった場合、結局お客さまを集客することが困難になり客足が途絶えてしまうというケースです。
また導入する美容機器の選定ミスもあります。
サロンコンセプトと美容機器の機能がマッチしていない場合があります。
シーメンでは、新規開業・起業・独立支援や、機器導入についてのご相談、運営や集客までサポートしています。
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「美容機器はどれが良いか分からない」「エステサロン開業に向けてアドバイスが欲しい」という方は、お気軽にご相談ください。
②金銭的ミス
初期費用をかけすぎて、運転資金が少なくなり経営が回らなくなったというケースも多々あります。
当面の運転資金もしっかり確保したうえで、初期費用にかけられる金額を決めましょう。
「初期費用が少しかかり過ぎたけど、営業し始めたら何とかなるでしょう!」という安易な考え方は捨てましょう。
大抵の場合、なんともなりません。
また価格設定ミスも後々、経営不振に陥る原因のひとつになり得ます。
「安すぎる」価格設定は、リピーター客を作りづらい状況を生み出します。
適正価格での価格設定が大切です。
また、選択肢が多く複雑な価格設定も考えものです。
お客さまは面倒になり、足が遠のくというケースもあります。
③戦略ミス
サロンのコンセプトや強みが弱い、という戦略ミスもサロンを閉店へと追い込む大きな原因となります。
まず、ご自身の強みは何かをよく考えましょう。
それによりターゲット層もおのずと決まってきます。
ターゲット層が決まったら、サロンのコンセプトを決めます。
コンセプトから決めていっても良いですが、強みから決めていくとスムーズです。
集客方法についても開業前の準備段階で考える必要がありますが、失敗しているサロンの多くが、集客方法が確立されていません。
ターゲット層によって有効な集客方法も異なります。
しっかりと身極めて、開業前に集客方法を確立しておりましょう。
エステサロンを順調に経営するために大切な6つのポイント
それでは次に、開業したエステサロンを閉店することなく順調に経営するためには何が必要なのでしょうか?
エステサロンの安定経営に大切な6つのポイントについてみていきましょう。
- ①サロンの場所の選定は慎重に!
- ②初期費用は控えめに!運転資金、開業後の損益管理はしっかりと!
- ③コンセプトやターゲット層はしっかりと決めてブレない!
- ④施術メニューと価格設定はターゲット層と市場に合わせたものを!
- ⑤新規客を取り込む集客術を取り入れる!
- ⑥リピート率を上げるための惜しみない努力!
それでは、それぞれのポイントについて詳しくみていきましょう。
①サロンの場所の選定は慎重に!
「隠れ家サロン」というようにわざと分かりにくい場所を選ぶエステサロンもありますが、
それでもあまりにも分かりにくいと、せっかく興味をもっていただいても「場所が分からないからやめておこう」と思う方もいらっしゃいます。
ポイントは、説明すればすぐに分かる場所を選定することです。
②初期費用は控えめに!運転資金、開業後の損益管理はしっかりと!
「初期費用をかけすぎて運転資金がなくなった。」という話をよく耳にします。
ポイントは、初期費用は控えめに!運転資金はしっかり確保し、開業後の損益管理はしっかりと!が基本です。
③コンセプトやターゲット層はしっかりと決めてブレない!
コンセプトやターゲット層がブレ始めると、経営は傾きます。
まずは、あなたのサロンの強みを見つけます。
オーナーが得意な施術を強みにすれば、しっかりとした売りになります。
強みが決まれば、その強みが刺さるターゲット層を決めましょう。
あとは、コンセプトです。
コンセプトが弱いと、集客に響きます。
サロンコンセプトは、しっかりと決めましょう。
そしてコンセプトを一旦決めたら、ブレないこと!
これがポイントです。
④施術メニューと価格設定はターゲット層と市場に合わせたものを!
施術メニューは非常に重要です。
ターゲット層に合ったものをしっかりと決めていきます。
そして同じぐらい重要なのが、価格設定です。
安すぎるとお客さまは不安になります。
施術に見合った価格にすることがポイントです。
高めの設定にして付加価値をつけるというのも戦力として有効です。
また美容機器の選定も重要です。
施術メニューに合った美容機器であることはもちろん、施術者が使いやすく、アフターサービスが充実していることも選定条件として大切な要素です。
⑤新規客を取り込む集客術を取り入れる
サロンがオープンして、何もせずにお客さまが来てくれることはあり得ません。
宣伝が大切です。
新規客を取り込むことができる集客術を取り入れましょう。
その際に重要なのは、ターゲット層に合った集客方法です。
若い世代ならSNSを活用した集客を、50歳以上がターゲットならチラシやフリーペーパーといった集客方法も効果的です。
⑥リピート率を上げるための惜しまない努力!
リピート率を上げるための努力も忘れてはいけません。
新規客だけでは、サロンの経営は安定しません。
リピーターを増やしてこそ、サロンの安定経営が図れるのです。
リピーターを増やすためには、惜しみない努力が必要です。
施術内容や、話した内容をしっかりとカルテに記入し、次回のお誘いをする際に活用したり次回ご予約をいただいた際の会話や施術の参考にします。
また2回目以降使えるクーポンをプレゼントしたり、ポイントカードを導入するなども有効です。
お客さまを大切にするという姿勢がポイントです。
まとめ
エステサロンは、その気になれば、全く技術も知識もない人でも開業できます。
それだけ簡単に開業できるため、巷には多くのエステサロンがあります。
そのようなエステサロンがひしめき合う現代社会において、生き残るには相当の計画性と努力と技術が必要です。
まずは開業前にしっかり計画することが、エステサロンを長く経営する秘訣です。
機器の価格を超える価値をお約束します。
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この記事の監修者
株式会社SHEMEN(シーメン)
法人番号:5120101058391
業務用エステ機器販売 業務用美容機器の製造・販売及び輸出入
業務用エステ美容機器・ホームケア用美容機器のOEM/ODMの受託を行っています。
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