フランス語でエステサロンの名前をつける際に気をつけたいこと!
エステの起源は、今から3000年以上前エジプトが発祥といわれています。
その後フランスで発展し、18世紀にフランスで現在のエステのカタチが広まったとされています。
そのため、現在もエステティックの本場であるフランスには、エステを学びに行く人も多くいらっしゃいます。
また、エステサロンを開業する際に、フランス語でネーミングしようとする方も多くいらっしゃいます。
ここでは、フランス語でエステサロンの名前をつけたいと思っている方に、気をつけたいポイントについてご紹介いたします。
目次
エステとフランスの関係性
日本では、「エステ」は、全身のケア、美容効果、リラクゼーションの意味合いがありますが、フランスでは「エステ」は、美しさをあらわす形容詞となっています。
そもそもエステは、エジプトでクレオパトラが使用人に行なわせていたマッサージが原型とされています。
当時クレオパトラは、バラの香油をお風呂に入れたり、金箔を美容に使用したりとさまざまな美容法を試したといわれています。
また一説には、今から300年ほど前に高級娼婦の女性ランクル夫人が広めたと言われています。
高級娼婦といっても格式高い社交界のマダム的存在だったランクル夫人は、70歳を超えてもなお30歳ぐらいの美貌をもった人だったそうです。
ランクル夫人の美貌と若さに惹かれたルイ14世は、美しさの秘訣を教えて欲しいと頼んだといいます。
当時ランクル夫人が行なっていた施術というのは、甲状腺を刺激し若返りホルモンを活性化するシンプルなマッサージだったそうです。
また一説には、18世紀フランスに、マリー・アントワネットなどのフランス貴族の間で行なわれていた施術が、エステの原型として広まったとも言われています。
当時は、ハーブを使ったエステやミルク風呂、マッサージが行なわれていたと伝えられています。
このように「エステ」とフランスは深いつながりがあるのです。
エステサロン名に良く使われるフランス語
エステは、フランスで発展したものであるということから、フランスは「エステの本場」とされています。
それだけでなく、私たち日本人にとって、フランス語はおしゃれな感じを受けますよね。
また高級感がある印象も受けます。
これらのことから、いつしかエステサロンの名前にフランス語を使用するサロンが増えてきました。
それでは、どのようなフランス語がサロン名に使われているのでしょうか?
ここでは、エステサロン名に良く使われるフランス語についてご紹介いたします。
- nature 自然
- Ciel 空
- paradis 楽園
- lumière 光
- soin 手入れ
- salon de beauté エステサロン
- charme 魅力、美しさ
- mignon かわいい
エステサロンは、施術で女性を美しく輝かせる場所です。
よって、「美しさ」や「かわいい」「魅力」「光」といった美しさを表すものが大変人気です。
またエステは、美しくなるとともにリラクゼーションの意味もあります。
そのため、「自然」や「空」「楽園」など、癒しのキーワードも人気となっています。
フランス語で名づけをする際に気をつけたい3つのポイント
それでは、実際にフランス語で名づけをする際にどのような点に気をつければよいのでしょうか?
サロン名をフランス語で付ける際に、気をつけたい3つのポイントについてご紹介いたします。
- ①他のお店と名前が被っていないかチェックする
- ②フランス語をアレンジしてオリジナリティを出す
- ③覚えてもらいやすい名前にする
それでは、それぞれのポイントをより詳しく見ていきましょう。
①他のお店と名前が被っていないかチェックする
前述したように、フランス語の名前がついたエステサロンは、日本全国に多くあります。
それだけに、ほかのお店を名前が全く同じになる確率も高いです。
すでに開業している他のお店と名前が被っていないか、インターネットでチェックしてみましょう。
特に商標登録している名前とは、絶対に被らないようにしましょう。
特許情報プラットホーム(J-PlatPat)を使うと、商標を無料で閲覧することができます。
②フランス語をアレンジしてオリジナリティを出す
前述したサロン名によく使用されているフランス語をそのまま使用すると、ほかのお店と被る可能性があります。
そこで、おすすめしたいのが、フランス語をアレンジして造語をつくり、オリジナリティを出すことです。
そうすれば、ほかのお店と被る確率はぐんと低くなります。
ご自身で思いつかない場合は、プロに依頼するという方法もあります。
ココナラやランサーズ、クラウドワークスといったクラウドソーシングを依頼するプラットホームを利用するのもひとつの手です。
③覚えてもらいやすい名前にする
私たち日本人にとって、フランス語は英語ほど馴染みがあるわけではありません。
読めないことのほうが多いため、せっかくおしゃれな名前をつけても、何というサロン名か分からない、覚えられない、ということも起こりえます。
サロン名が覚えにくいと、インターネットでの検索率もぐんと下がってしまいます。
エステサロン名をつけるときには、フランス語に限らず、読みやすく、発音しやすく、覚えやすい名前をつけるようにしましょう。
まとめ
「新しくオープンするエステサロンをフランス語でネーミングしたい!」
そのように思っていらっしゃるオーナーさん。
読み進めていただくなかで、ピンときたフランス語はありましたか?
サロン名は、これから先ずっと長くお付き合いすることになる大切なものです。
またサロンに新たな命を吹き込むオーナーさんからのプレゼントでもあります。
お客さまに愛される素敵なフランス語の名前が付くことをお祈りしております。
この記事の監修者
株式会社SHEMEN(シーメン)
法人番号:5120101058391
業務用エステ機器販売 業務用美容機器の製造・販売及び輸出入
業務用エステ美容機器・ホームケア用美容機器のOEM/ODMの受託を行っています。
企画・デザイン・開発とお客様との念入りなヒアリングの上ご希望に沿ってご提案、小ロットでも対応可能です。