こんな経営は失敗する!脱毛サロン経営を成功させるための4箇条!
女性だけでなく、今や男性や子どもまでもが脱毛サロンに通う時代になりました。
そのため、脱毛サロンを開業するオーナーさんも増えてきました。
巷では、脱毛サロンがひしめくなか、生き残りをかけたお客さま争奪戦が行なわれています。
せっかく開業までこぎつけた脱毛サロン。
何としてでも成功させたいですよね。
ここでは、過去の失敗例から学ぶ脱毛サロン経営のノウハウをご紹介してまいります。
脱毛サロン経営を成功させるための4箇条!
ぜひ参考になさってください。
目次
1.資金繰りは計画的に
脱毛サロン開業に向けては多額の資金が必要になります。
業務用脱毛機を導入するだけでも200万円ほど必要になります。
これに加え、家賃や設備費用、人件費などが必要になるので、トータルで数百万円は準備しなくてはいけません。
また開業後にも資金が必要です。
経営が軌道に乗るまでは、運転資金が必要ですし、集客のための広告宣伝費も必要です。
資金に関しては、具体的な資金計画を立てずに、脱毛機を購入したり、物件を契約してしまい資金面で立ちいかなくなったという失敗例があります。
また開業後の運転資金を少なく見積もっていて、経営が苦しく半年ほどで閉めてしまったという例もあります。
このようなことにならないよう、開業に向けての資金調達については、しっかりと計画的に行ないましょう。
それでは、どのように資金を集めればよいのか見ていきましょう。
資金集めの方法には、大きく分けて3つあります。
自己資金 | 自己資金が十分ある場合には、自己資金だけで開業するという方もいらっしゃるかもしれませんが、将来事業を拡大するときのために、金融機関からの融資を受け、実績をつくっておくことも大切です。担保やしっかりした保証人が準備できるのであれば、金融機関からの融資も考えてみましょう。 |
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金融機関からの融資 | とはいえ、新規開業の際に、金融機関からの多額の融資を受けることは、なかなか難しいです。 今後のことも考えて少しでも融資を受けられればラッキーと考え、事業を続けていくなかで徐々に、実績をつくっていくことを考えましょう。 |
日本政策金融公庫 | 日本政策金融公庫は、国民生活金融公庫法に基づく政府系の特殊法人です。 一般の金融機関から融資を受けることが困難な場合でも、融資を受けることができる可能性があります。 |
開業資金としての融資上限は、7,200万円です。
担保や連帯保証人にもよりますが、そのうち運転資金は、4,800万円です。
無担保で開業時の融資を受ける場合には、500万円の融資が多いようです。
日本政策金融公庫の審査は、厳しいことで有名です。
融資を受けられるのは、50%ほどといわれています。
また1度審査に落ちると、半年~1年は再度審査を受けることができません。
審査を受ける際には、創業計画書など提出書類をしっかりと作成し、計画の甘さの指摘を受けないように念入りに準備を行ないましょう。
開業支援を行なっている税理士事務所にサポートをお願いするとより心強いでしょう。
また審査の際には、自己資金・税金の滞納・金融機関からの借り入れなどにより、結果が左右されますので、気を付けてください。
2.開業形態の吟味
脱毛サロンの開業には、2種類の形態があります。
個人経営か、フランチャイズか?
それでは、それぞれのメリット・デメリットについてご紹介しましょう。
個人経営
個人経営のメリットは、何といってもすべて自分の思い通りにできる点です。
それだけにやりがいがあります。
これまで他サロンで経験を積んできた方なら、その経験を活かしたサロンづくりができることでしょう。
デメリットは、大手サロンのようなノウハウがない分、成功するも失敗するも、自分ひとりの腕にかかってくるという点です。
いずれにせよ、フランチャイズと異なり知名度がない分、一からのスタートになりますので、結果が出るまでは、時間がかかるでしょう。
フランチャイズ
フランチャイズのメリットは、何と言っても大手サロンの知名度やノウハウを利用できるという点です。
そのため、軌道に乗るまでの期間は、個人経営よりは短くてすむでしょう。
デメリットは、個人経営に比べて開業資金が高くなる点です。
開業準備金のほかに、月々の加盟料や広告宣伝費など、支払わなければならない固定費が生じます。
契約前にしっかりとチェックしておきましょう。
3.開業場所選びは慎重に
サロン開業にあたって、立地選びは大変重要です。
サロン形態によって、選ぶ店舗も立地も異なります。
ここでは、自宅サロンの場合と、テナント入居の場合について、それぞれご紹介いたします。
自宅サロンの場合
自宅サロンの形態は、もっとも資金がかからない方法です。
改修費用のみで、月々の経費も必要ないため、資金繰りが難しい人にはおすすめです。
ただし、自宅サロンの場合、集客にかなり工夫と努力、時間が必要です。
顧客がつくまでの期間をかなり有すると思っておきましょう。
自宅がマンションの場合、賃貸の場合などは、店舗として営業するのを禁じている物件もあるので要注意です。
賃貸契約の内容やマンション組合のルールなどを確認しておきましょう。
テナント入居の場合
テナントの場合は、自宅サロンよりは集客がしやすくはなりますが、どのような客層、どのようなコンセプトにするのかによって、選ぶ立地も異なります。
商業施設のテナントであれば、競合他社がいないことがほとんどなので、集客にもつながりやすいですが、その分賃料が高いことは覚悟しておきましょう。
また駅近、繁華街に近い、駐車場付きなど、あなたのサロンの客層にあわせて、これだけは外せないというポイントをしっかりとおさえて、物件探しをするようにしましょう。
4.業務用脱毛機はしっかりと比較検討する
業務用脱毛機は、大切な商売道具です。
脱毛機に妥協してしまうと、顧客満足度の低下につながり、客足が途絶えてしまいます。
脱毛機は、妥協せず、サロンのコンセプトにしっかりとマッチしたものを選びましょう。
脱毛機を検討する際には、サイズ、使いやすさ、耐久性、メーカーのサポート体制をチェックしましょう。
施術ルームに対して適したサイズかどうか、大きすぎないか?ということに加えて、操作のしやすさも重要です。
また、しっかりしたメーカーのモノかどうかという点もおさえておきましょう。
脱毛機は、お客さまの肌に直接触れるものです。
信頼できるメーカーのものを選ぶようにしましょう。
それと同時に、メーカ―のサポート体制もチェックしておくことが重要です。
万が一修理が必要となった場合に、代替品を用意してもらえるのかといったことも最初に確認しておくと安心です。
まとめ
開業した脱毛サロンを成功へ導くための4箇条をご紹介いたしました。
お気づきのように、いずれもハード面です。
脱毛サロン開業し、成功へ導くには、まずは土台がしっかりとしていなくてはいけません。
サロン経営には、このほかスタッフの技術力やスタッフ教育、集客など、成功するためにおさえておかなければならないポイントはたくさんあります。
安心して、ソフト面の充実を図ることができるよう、まずはハード面をしっかりとおさえておくことから始めましょう。
この記事の監修者
株式会社SHEMEN(シーメン)
法人番号:5120101058391
業務用エステ機器販売 業務用美容機器の製造・販売及び輸出入
業務用エステ美容機器・ホームケア用美容機器のOEM/ODMの受託を行っています。
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